はじめに
「ピラティスに興味があるけど、マットとマシンって何が違うの?」
そんな疑問を持つ方は多いはず。ピラティスは、体幹を鍛え、姿勢を整え、柔軟性を高めることで知られたエクササイズですが、その実践方法には主に2種類あります。
- マットピラティス:自重を使ったシンプルなスタイル
- マシンピラティス:専用器具を使って行うスタイル
それぞれにメリット・デメリットがあり、目的や体力、生活スタイルによって選び方が変わります。この記事では、両者の特徴をわかりやすく比較して、あなたにぴったりのピラティスを見つけるヒントをお届けします。
マットピラティスの特徴
✔ 特徴
マットさえあればどこでもできる手軽さが魅力。自分の体重と重力を活用して行う、クラシックなスタイルです。
◎ メリット
- 始めやすい:マット1枚でOK。自宅でも屋外でも実践可能。
- コストが低い:スタジオ通いが不要。動画やオンラインレッスンでも学べる。
- 基礎力がつく:自重を使うため、体幹や全身の筋力がバランスよく鍛えられる。
- 怪我のリスクが比較的少ない:無理な負荷がかかりにくい。
△ デメリット
- フォームの確認が難しい:正しくできているか自己判断が難しい。
- 負荷調整がしづらい:初心者にとっては意外ときついことも。
- 特定の筋肉へのアプローチに限界:リハビリや局所的なトレーニングには不向き。
マシンピラティスの特徴
✔ 特徴
「リフォーマー」や「キャデラック」などの専用マシンを使って行うピラティス。スプリングやベルトで負荷を調整できるのが特徴です。
◎ メリット
- 負荷の調整が簡単:初心者〜上級者まで幅広く対応可能。
- 正しいフォームが身につきやすい:マシンが動きを補助してくれる。
- リハビリにも効果的:関節や筋肉への負担を抑えながら鍛えられる。
- 細かい部位の筋肉を意識しやすい:ターゲットを絞ったトレーニングがしやすい。
△ デメリット
- コストが高い:スタジオ利用が前提となり、月謝も高め。
- 場所が限られる:大型マシンのため、自宅設置は難しい。
- 初心者には難しく感じることも:慣れるまで動作に戸惑う可能性あり。
結局どっちがいいの?選び方のポイント
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選ぶ基準 |
マットピラティス |
マシンピラティス |
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費用を抑えたい |
◎ |
△(スタジオ通いが必要) |
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手軽に始めたい |
◎ |
△(場所・設備の制限あり) |
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全身の基礎筋力をつけたい |
◎ |
○ |
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正しいフォームを学びたい |
△ |
◎ |
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リハビリや不調のケアに使いたい |
△ |
◎ |
|
ピンポイントで筋肉を鍛えたい |
△ |
◎ |
まとめ:目的に合わせて選ぶのがベスト!
マットピラティスは、コストも低く始めやすい反面、自己流になりやすいためフォームには注意が必要。
一方、マシンピラティスはサポート機能や負荷調整に優れており、効果的に鍛えたい人やリハビリ目的の人にぴったり。
どちらを選んでも、「自分の目的に合っているか」「無理なく継続できるか」が大切なポイントです。まずは体験レッスンを受けてみるのもおすすめですよ。













